スタッフ紹介

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    皆さま、はじめまして。「ひろ歯科」院長の荒川義浩です。
    この度、当院のホームページをリニューアルするにあたり、皆さまへのご挨拶のページを設けさせていただきました。

    当院は、新大阪駅から東海道線で京都方面へ4つ目の千里丘駅から徒歩3分、落ち着いた住宅街の中にあります。
    初めてお越しになる方は、そのユニークな外観に驚かれるかもしれません。 窓がなく、方形にくりぬかれた玄関から半透明のガラスを通して中が見える斬新なデザインは、一見すると歯科医院とはわからないかもしれませんね。
    この建物は、建築・エクステリア部門で一等賞を受賞したこともあります。

     

    父から受け継いだ医療への情熱と、ひろ歯科への想い

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    私の父、義郎は、この地で外科医として長く地域医療に携わってきました。
    私自身は、初めから歯科医師を志していたわけではありませんが、父が患者さんと真摯に向き合う姿を見て育ち、自然と医療の道、そして歯科へと進みました。
    大学で「学ぶことの楽しさ」に目覚め、卒業後は大阪大学歯学部で4年間、その後3年間の勤務医を経て、歯科医師としての礎を築きました。

    開業に際しては、大阪府守口市で開業されている吉田春陽先生のもとで、インプラントと訪問歯科診療を学ばせていただきました。
    吉田先生から教えていただいた歯科医師としての「フィロソフィー」、つまり患者さんに向き合う上での根本的な考え方は、開業後の私にとってかけがえのない財産となっています。
    また、JIADSや日本接着歯学会での学びを通じて、包括的な歯科診療の重要性、そしていかにして患者さんの負担を減らしながら質の高い治療を提供するかを追求してきました。

    2003年、父の外科医院があったビルを改装し、現在の「ひろ歯科」をオープンしました。
    父が引退した後も、「お父さん、元気ですか」と尋ねてくださる患者さんがいるほど、父は地域の方々に慕われていました。
    その姿から、私は患者さんとの温かい関係を築くことの大切さを学びました。
    新しい医院は、患者さんとのつながりを「ひろ」げていきたいという想いを込めて「ひろ歯科」と名付けました。
    父にこの新しい医院を見てもらえたことが、私にとって何よりの喜びです。

     

    患者さんの笑顔のために「低侵襲医療」を追求する

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    私が最も大切にしているのは、「低侵襲医療」という考え方です。これは、「できるだけやりすぎない治療、なるべく削らないで結果を出す技術」を基本とするものです。
    患者さんの大切な歯をできる限り削らず、生まれ持った歯を最大限に活かすことで、身体への負担を軽減し、長期的なお口の健康を守りたい。この強い想いから、私は「低侵襲医療の伝道師」を自称し、患者さんにもその理念を深くご理解いただくため、「低侵襲医療をあなたに!」という小冊子を作成し、お渡ししています。
    この冊子を通じて、患者さんがご自身の治療について、より深く理解し、納得して選択できるよう努めています。

    当院では、この低侵襲医療を実践するために、最新の医療機器を積極的に導入しています。
    その代表例が「炭酸ガスレーザー」や「マイクロスコープ」です。むし歯治療においては、タービンで大きく削るのではなく、炭酸ガスレーザーやエアーアブレイジョンシステムを用いることで、健全な歯質を最大限に保存しながら、効果的にむし歯を除去します。マイクロスコープは、患部を拡大して確認できるため、より精密で繊細な治療を可能にします。
    これらの機器を活用し、患者さんに治療中の様子をモニターでご覧いただきながら説明することで、インフォームド・コンセントを深め、治療へのモチベーション向上にも繋がると確信しています。

    日本の保険制度は素晴らしいと常々感じています。
    「ここまで綺麗にしていただいて、この値段で良いのですか」と患者さんから聞かれることもありますが、私は、患者さんのためを思い、一生懸命治療することで信頼関係が築かれ、その気持ちは必ず伝わると信じています。

     

    予防歯科をベースに、患者さんの「意識」を変える

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    当院には、予防のために来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
    予防歯科は、私が目指す医療の重要な柱です。歯科衛生士は、患者さん一人ひとりに十分な時間をかけ、丁寧な予防処置を行っています。

    そして3年前からは、新たな取り組みとして「歯ブラシ処方」を導入しました。
    これは、歯科衛生士が患者さんの口腔内の状況に合わせて最適な歯ブラシをアドバイスするプログラムです。
    以前は磨き残しが見つかると、患者さんは注意されることが多く、やる気が引き出しにくい面がありました。
    しかし、「処方」という形でお渡しすることで、患者さんは特別感を持ち、具体的に褒められることが増えたため、自らの口腔ケアに対する意欲が格段に向上しました。
    この取り組みは、患者さんの口腔ケアに対する意識を根本から変え、予防の効果を最大限に引き出すために非常に有効だと感じています。

     

    常に「変化」を恐れず、「挑戦」し続ける

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    医療を取り巻く環境は常に変化しています。厳しい状況にある歯科業界において、私は常に「変化する」という気持ちを忘れないようにしています。
    そして、歯科の魅力は「ものづくりの楽しさ」にあると思っています。
    患者さんで実験するようなことは決してありませんが、だからこそ「挑戦」はしてもいいと考えています。
    新しい治療法や技術を学び、患者さんにより良い医療を提供するために、私は常に前向きに挑戦し続けています。
    当院の玄関には、私の座右の銘である「好奇心」という言葉を掲げています。この好奇心が、私の原動力となっています。

     

    将来の展望は明るいと信じています。

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    歯科という職業は、胸を張って息子に勧められる素晴らしい仕事です。
    予防だけで患者さんに幸せになっていただくのが究極の目標ですが、現実には難しい側面もあります。
    だからこそ、患者さんのことを真剣に考え、低侵襲医療に挑戦し続けることで、歯科の未来は必ず明るくなると確信しています。
    これからも患者さんの生活習慣にも寄り添い、より良い予防歯科を提供していく姿勢は変わりません。
    そのためのトライアンドエラーには、勇気を持って取り組んでいきたいです。
    スタッフたちと一緒に、楽しく歯科治療に取り組んでいきたいと思っています。

     

    院長 荒川義浩

    摂津市(千里丘)の歯医者、ひろ歯科の院長

    1989年 愛知学院大学歯学部卒業
    同年  大阪大学歯学部第二口腔外科入局
    1990年 新千里病院(現 済生会千里病院)勤務
    1993年 守口市吉田歯科医院勤務
    1996年 ひろ歯科開院
    摂津市歯科医師会常任理事(学術)

     

    副院長 向井教子

    朝日大学歯学部卒業
    大阪大学歯学部保存科勤務
    2008年ひろ歯科勤務

     

    スタッフ11名

    歯科衛生士 7名
    歯科助手 4名

     

PAGE TOP