千里丘ことぶき縁日開催 その③ 歯科医院は消化器官の入口を診ています。
千里丘ことぶき縁日ミニセミナー「口は消化管の入口、先端のベロの重要性」のセクションで一番伝えたかった事、それは消化器官の入口として、「お口を健康(健口)にすることが、全身の健康に繋がる」という事です。
人間の体は、食べた物を消化して出来ています。
まず食べ物をしっかり咀嚼することが、その後の胃腸の消化吸収を助け、体の健康に繋がります。
ここでポイントになるのが、舌(ベロ)なのです。
食事を楽しみ味わうのに舌が大事なのはもちろんですが、咀嚼をするためにも舌(ベロ)はとても大事です。
歯はなくなっても、歯医者がブリッジや入れ歯、インプラントで歯を作ることが出来ますし、最悪、歯がなくても丸呑みすることはできます。
しかし、舌が機能しなくなったら飲み込むこと自体ができません。
そして咀嚼というのは、まるで餅つきのように、舌と歯と顎と頬の筋肉が唾液が潤滑油となって協調しながら行ってるのです。
どれが一つ欠けても満足な咀嚼はできません。
もう一つ、舌の奥(舌根)は、お口の中の悪玉細菌を飲み込まないようにする関所の役目も担っています。
介護の現場で、その関所である舌を毎日きれいにする口腔ケアは、誤嚥性肺炎を防ぎます。
そして健常者の方々にも、雑菌が舌の上にたまっている朝起きた時に、舌(ベロ)をきれいにすることが、口臭予防にもなるし体の健康にも役立つことをセミナーでお話し、受講者に舌ブラシをプレゼントしました。
東洋医学では、舌(ベロ)は体の状態を表す鏡と言われています。
毎朝舌磨きの時に鏡でご自分の口の中を観察してほしいのです。
そして何か異常を感じたら、ひろ歯科で歯科健診を受けてください。
摂津市在住の方は、年1回、18歳から74歳まで無料で歯科健診が受けられます。
また大阪府在住で75歳以上の方は、後期高齢者健診で上記の舌機能(パタカラ検査)も歯、歯周病の検査と含めて無料です。
(歯のクリーニング予防処置等は別途保険の費用がかかります)
さて消化器官の入口をしっかり調べたら、その後の食道、胃、大腸はどうなっているのか気になりませんか?
舌の奥までは歯医者で健診、そこから先は消化器内科で内視鏡検査です。
日本人のがんで一番多いのは大腸がんです。大腸内視鏡検査は、攻めの検査と言われ、検査と同時にポリープなどの病変を切除することで がんの発生を予防することができるとても有効な検査です。胃カメラも同様でピロリ菌の検査も同時にでき、40歳を過ぎたら必ず受けてほしい検査です。
消化器官の入り口から出口まで、ひろ歯科は千里丘内視鏡クリニック(ブライトステラ摂津千里丘ノース4階)と連携をとっており、地域の皆様の「健康寿命」を伸ばすことに貢献いたします。

舌こそ最強の臓器 桂文裕著(かんき出版)

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