千里丘ことぶき縁日開催 その④ 詰め物被せ物は、歯科医師から歯科技工士へのバトンリレーで作られています!
千里丘ことぶき縁日ミニセミナー「モノづくりの歯科医療、アナログからデジタルへ」について
人間の歯はサメの歯のように生え変わりはありません。
人生100年時代に、一生使わなければならない歯、一番大事なのは虫歯や歯周病にならない、もしくは進行しないよう見守る予防歯科、そして治療が必要になった時には、歯は皮膚の傷のように再生することはありませんので、最小限に過不足なく病変を取り除いた後、いかに精度のよいピッタリあった人工の詰め物被せ物を作成できるかが勝負です。
さて今詰め物被せ物には、革命が起きています。
それは「モノづくりの歯科医療、口腔内スキャナーによるアナログからデジタルへの変換」です。
今まで歯科医師が、粘土のようなもので型どりし、そこに石膏を流して固め模型を作り、その模型上で技工士が詰め物被せ物を作成するアナログ技工から歯科医師が、口腔内スキャナーで直接治療した歯を撮影、それを技工所に送信して歯科技工士にバトンタッチ、歯科技工士は、AI技術を駆使してエラーのほとんどない精密な詰め物被せ物を作成する。これが精密デジタル技工です。
今回のミニセミナーには、なんと詰め物被せ物作成のパートナー、サクラ歯研技工副部長、濱川竜一様が応援に駆けつけていただき、技工サイド作成のポイントを解説していただきました。
デジタルは人と人を繋いでくれる。
患者さんと歯科医師と歯科技工士が、より良いモノづくりのためにリアルタイムに話し合えること。
これはアナログにはないデジタル技術の最大の利点です。
そして、デジタル化、AI化が人間の仕事そして心まで奪うのではないかと言われていますが、決してそんな事はないと、デジタルAI技術を見事に操っている濱川様の仕事を見て感じております。
私はモノづくりの歯科医療は、アナログ時代は歯科医師と歯科技工士の共同作業と表現しておりました。
今東京で行われている世界陸上を見ていて、デジタル時代でのモノづくりの歯科医療は、歯科医師から歯科技工士へのバトンリレーに昇華したと感じています。
今は濱川様の優れた技術で補っている部分が大きいですが、今後は私も追いつけるように、そして患者さんにより良い詰め物被せ物を提供するために精進いたします。

AIに心まで奪われる事は決してない!

サクラ歯研のホームページより

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